Artesano de Circulos Concentricos

【映】アルゼンチンタンゴ伝説のマエストロたち

アルゼンチンの音楽といえばアルゼンチンタンゴじゃないかと思うほど国家的音楽。

でもそのスタートは1860年代にラ・ボカ地区で生まれたやくざ音楽だったのだそう。移民や船乗りのよってもたらされた、貧しい人々の音楽。。。。

そうだったのかぁ。でもなんとなくわかるなぁ。

この映画に出てくるマエストロたちは1940年頃の第二次タンゴ黄金期を支えた人たち。
70代後半、80代、最高齢96歳。凄い。

日本ではどうなんでしょうか。。。ちょうどクラシック出身の演奏者がピアソラの音楽を演奏したりして馴染みが出てきたのではないでしょうか?
そして小松亮太というバンドネオン奏者が出現して今となってはかなりポピュラーな音楽になりましたね。
Nagieも好きになったのはピアソラから・・・ヨーヨーマの演奏がきっかけですかね。

そのマエストロたちを集めて名演をアルバムに収めようというところからスタートし、それだけにとどまらず一夜限りのコンサートまで開いてしまった。

アルバム作りからコンサートまでを撮ったドキュメンタリー映画。

やはり一時代を築いてきた人たちの余裕とでも言うのでしょうか、とてもみなさんいい顔している。
そして若い奏者には絶対出せない深みがいいですねぇ。
声量は確実に若い人には負けるでしょうが長年培ってきた者たちだけが持ちえる艶は絶品なんじゃないかしら?

ブエナビスタソーシャルクラブに通じるものがある映画でした。
素晴らしかった。

映画なのに音楽に聴き入って体が前のめりになってしまったほど。

先日観たインセプションにがっかりしたこともあって大満足な映画だったな。

やっぱりこういう映画の方が伝わってくるな。

先日、日本でもシャンソン歌手石井好子さんが亡くなりました。大好きでした。
美輪明宏も大好き。。。。この二人のシャンソンは通じるものがあると思っているのですが
どうなっていくんだろうと思う、日本のシャンソン。良かれ悪しかれこの手の歌い手さんが、後世を引き継ぐ歌い手さんが今日本にいるんだろうかと素直に思ってしまう。

誰か素敵なシャンソン歌手がいたら教えて欲しい。



お薦めです。



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by gota-de-fericidad | 2010-08-08 20:08
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