Artesano de Circulos Concentricos | |||||
Beat it out! 梅津和時(Sax,Cl)山下洋輔(P)熊谷和徳(Tap) このメンバーを見ただけで震えるですよーーーー。 Nagieはこの3人のファンなので目をどうしたらいいか。。。取りあえず山下&熊谷だろうな。 だってtapは足元も時には見たいし、山下さんの肘弾きパフォーマンスも見ものだし。 梅津さんとKazさんは宮城出身ということでとても複雑な心境であったでしょー。 スタートは3人の即興から。 山下&梅津さんの音に、Kazさんがステップをのせていきますがこれは至難の業でしょうね。だってTAPってはじめにある音に合わせてある程度ステップを作り上げていくのが通常のような気がしますから。 自分ひとりで音もなくやるなら即興TAPも勿論ありですしそれは楽だと思うんです。 圧巻でした。 そして被災地出身の二人でセッション(この云い方あってるかどうかわからないけど)、震災後に作曲したという、TOUHOKUと題して演奏された1曲は心にズーンてきた。 スタンダードに、ビロードのように馥郁とした厚みのある音からスタートしたSAXもいつしか前衛的な音と変化する。激しく吹き鳴らす音の中には魂が込められていたとNagieは感じました。 その音に合わせて刻むステップは時に慈しむ様な優しいステップだったり、心の中の激しい高ぶりをどうだと言わんばかりに、僕たちは負けないよ!と天に向かって叫んでいるようでもありました。 兎に角どれもこれも最高でした。 山下さんの即興ピアノの中に盛り込まれたバッハのメロディーは本当に美しかった。 〆はジョン・コルトレーン。 瞬きするのも忘れるほどのパフォーマンスにこのチケット代(3500円)が本当に申し訳ないほど。 たまたま隣同士になったおばさまもKazファンらしく、Nagieと同じことを仰っていました。 あなたはどなたのファンなんですか?と聞かれ、Kazさん目的で来ましたが、他の二人も大好きで時々ライブに行くんですと。 色々お話させていただき、お腹すいたでしょと言ってはご自身がお持ちのお菓子を分けてくださったり。 そしてその彼女の同行のおじさまが、私の前に坐っていた方とお知り合いで会場でばったり会ったのだとか。 10年ぶりだそう。 凄いですねぇ。 そんな事ってあるんですねぇ。 きっと彼らはまたここからお付き合いがスタートするのでしょうね。 そして私の前に坐られていた精神科のお医者様だという彼、ほのぼのキャラで彼も何故かお菓子を持っていて、同じようにお腹すいてないですかとまたまたお菓子を下さった。 そんなにNagieはお腹空いているように、物欲しそうに見えたのでしょううか?
by gota-de-fericidad
| 2011-03-26 08:34
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