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Artesano de Circulos Concentricos

水戸黄門のようだ

クラシックバレエの水戸黄門。。。。それは白鳥の湖。

ストーリーだって覚えてしまうほどにお決まりだし何度も何度も繰り返される。

なのに一度として観飽きたって思わないのだから不思議。

本日はボリショイバレエ。

ボリショイと言えば古典。一糸乱れぬ群舞は見事としか言いようがなく口をポカンと開けて見惚れるようです。

今日のオデット/オディールはマリーヤ・アレクサンドロワ
もう手の動きは白鳥そのもの。美しいのなんのって卓越した技術をこれでもかってほど見せつけてくれた。
オデットの優しく流れるような踊りとオディールの歯切れ良い踊り。それぞれのキャラを上手に踊り分けておりました。そして白鳥の湖の見せ場はやはりフェッテでしょー。
瞬きを忘れてしまったよ。

でもザハロワの方が素晴らしいかな。すんません。。。


今季から芸術監督がセルゲイ・フィーリン。

セルゲイ・フィーリンと言えば思い出すのは親知らずが痛くて、当時パシフィックの前にあったクリニックに勤めておりましたが、そこにやってきた。まだまだソリストとしては若く初々しいころ。

チケットの招待席と等価交換で抜歯してあげると院長が交渉してあっさり交渉成立。

そしてそれを機にたくさんのバレエ団の方がクリーニングやらちょっとした虫歯の治療に来たっけ。
体を触らせてもらってはハラショーハラショーという私に笑う。

スパシーバと言って何だかわからないけどお礼を言う私。

懐かしいなぁ。

最近はコンテンポラリーばかりを観ていたし、コンテンポラリー好きだから。
でも久しぶりに観る古典はやっぱり素晴らしかった。

またまた火が付きそうです。

しかしボリショイも変わったなぁとツクヅク。昔はもっと静謐感漂い、本当に一糸乱れぬでしたが今はそこまでではありませんでした。
ちょっとヨーロッパの風が入ってきたように思います。

そして舞台装置が素晴らしくロシアってお金持ちの国になったんだなぁって訳もわからず感心してしまいました。

毎回バレエの後はお決まりの食事。
鰻・洋食・焼き肉のどれか。。。寒さ厳しく乾燥甚だしいこの時期、肌に潤いが欲しいと焼き肉を食べに行きました。2年ぶり?

子供の頃からここの焼き肉。上野陽山道。
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私の父は食品会社やゴルフ場や遊技場を経営していました(純日本人です、だと思う。。。今となってはわかりません。韓国の血が入っていたといってもおかしくないほど私も韓国料理が好きです)
食品は主に唐辛子などのスパイスを扱っていた関係で韓国の方が取引先に多かった。
嫁いだ母もその影響でキムチなど手作りでした。そして一風変わったものも口にしていました。
センマイ刺し。牛の胃袋。無味無臭で主に歯ごたえを楽しみますが酢味噌を付けて食べます。
子供の頃から大好物で必ず自分用に一皿注文してもらっていたほど。

仕上げはチゲ鍋。なるほどね、スンドゥブとは豆腐の硬さが違うわね。スンドゥブ食べたい。
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帰りは我が家御用達キムチ屋さん、まるきんでたっぷりキムチ&オイキムチを買い込んで極楽極楽と言いながら道端で踊るNagie。

さすがやぁ、我が親。全く動じずにいつものことだと言わんばかりに手はもうちょっと上だよNagieとか言っちゃって。

こんな親に育てられたから、彫金行ってフラメンコ踊っちゃうんだろうな、きっと。





by gota-de-fericidad | 2012-02-04 20:33
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