Artesano de Circulos Concentricos

一龍斎貞水

一昨年から開いている朗読会。

最初は夏目漱石、夢十夜。

今年は曽根崎心中。

少しづつステップアップ。

来年は朗読担当のお笑いコンビエネルギーの平子悟さん希望で明るいの。。。。

基本根暗な私なのでどうも谷崎文学や川端文学なんかに走ってしまう。

さてさて明るいのかぁ。

講談物はどうだろう。

面白い話が一杯だぞ。

本日、人間国宝である講談師の重鎮・一龍斎貞水さんの立体講談なるものを聴いてまいりました。
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夏だから納涼。。。怪談ものでしたけどね。

ずーっと聴いてみたかったけれど中々タイミングが合わなかった。

今日も仕事だったけど早退させていただいた。

過去にも何度か講談は聴いておりますが、これが全然違うのだ。

演目は、三遊亭圓朝の代表作『真景累ヶ淵(しんけいかさねがふち)』

宗悦殺し、松倉町の捕り物、豊志賀の死までを語る。

目を閉じて聴いていれば・・・一人語りとは思えないほどの声色、口調。

目つき、顔の角度、ライトの設え、面白い。

飽きない。

ご高齢ゆえ若干滑舌がと思わなくもないが(もしかしたら入れ歯なのかも)抑揚の付け方や言葉の力はお歳とは思えないほど。

鍛錬ですかねぇ


頭りには越路の雪を頂き 額に青海の波を漂わせ 腰に梓の弓を張り いつか姿は翁と化し


講談の常套句です・・・頭は白髪になり、おでこには波のような皺が寄り、腰は弓のように曲がってしまったという意味です。

全くそんな気配を感じさせませんよ。

講談は高尚且つ優美な芸能ですので綺麗な日本語を使うのですよ・・・とのことです。

なるほど、まさに美しいと思った。

もっともっと聴こう。聴きたい。

私の頭と心にいれ込まなければ。




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by gota-de-fericidad | 2012-08-12 21:47
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