Artesano de Circulos Concentricos

退廃的な言葉の羅列が

私を妄想の世界へいざなう。

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20部限定で制作された佐々木聖さんの『散歩者の扉』特装版。普及版に収められた詩の中から6つを選び、特装版のみそれぞれの詩に仏語訳がついています。表紙、本文ともドイツ製の紙・ハ-ネミューレを用い、表紙に1葉、中に3葉のオリジナル・エッチングが詩のイメージを喚起させる緑がかった青いインクで刷られています。
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そしてこちらは普及版。

普及版の装丁も美しいですね。黒のビロードに金文字、そしてサテンのリボンとは恐れ入った。

                         
                        
                          [快楽への執着]

                「夢想」と名付けられた香水瓶を池の中へおとす。

                私は、そこへ一ピキのクラゲを放った。

                彼女の名は、ravissenmentと言う。



文章の端々に死のベールを喚起させる

メメントモリ。。。。

彼女はそう私に伝えてきた。

メメントモリ・・・・好きな言葉、好きな響きだ。

ラテン語で日本語にすると、死を思え。
死を記憶せよ。

全然違うけどメメントって映画がありましたが、それはこのメメントモリから来ているのだよ。

私にとってこの場合の死は、俗に言う命の終わりとはちょっと違うのだ。

そんな直截的なものじゃないのだよ。

死生観・・・ちゃう。

無気力で有ることの美しさ

退廃的であることへの憧れ

遠い記憶や夢の中を彷徨い歩くことの快楽


そんなこんながそこかしこに散りばめられたこの詩画集

私のところにやってきてくれて本当にうれしい。

しかもかつては詩人・今はギャラリーのオーナーである聖さまから直接私の手に届いたことは意味ある出来事。

お食事しながら話し、あぁ、私が表現できない心の襞の奥に奥に潜むドロッとしたものを、この方は表現している、似ていると嬉しくなった。
(彼女にとっては失礼極まりないわね・・・あははは)

初めてお会いした時にビビビって思った、なんとなくね。

本日いただいたメールを読み、うんうん納得。

そして彼女は可愛いのだ。

持ち歩くバックから出てきたものは・・・何故か古い古い真鍮の蛇口。

何故?



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by gota-de-fericidad | 2012-09-29 22:25
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