Artesano de Circulos Concentricos

【映】あるスキャンダルの覚え書き

イギリスの名女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが織り成す不可解な友情・・愛憎劇

厳格な教師バーバラ(勿論ジュディ)・・・そこへ美しい新任教師シーバ(ケイト)が赴任してくる。
バーバラは彼女を見た瞬間、やっと現れたと思う・・・・その日から彼女はシーバの様々な様子を日記に書き綴っていく。そしてバーバラがシーバのクラスのちょっとした騒ぎを鎮めたことをきっかけに仲良くなり、家に招待される。この辺りから、というか最初からバーバラのシナリオは出来上がっていた・・・いかにその物語通りにシーバを操るか・・・弱みを掴み・・・シーバは次第にバーバラの世界に引きずりこまれていく。家庭が崩壊し、バーバラに助けを求める。これもバーバラが思い描いたとおり・・・・家を追われたシーバはバーバラの家に居候するがそこで彼女はあるものを発見し、裏切り、罠であることに気づいていく。

ジュディにぴったりの役ですよー。ちょっと偏執的な歪んだ愛情の表現、なかなか出来ませんよ。さすがオスカー賞や演技賞を軒並み受賞しているだけあります。大好きな女優さんの一人です。
映画を観たらわかりますが、バーバラにとってはすべてが愛情表現、孤独からの脱出手段なのですね。だから離れていってしまうことに何故ーーーって悲しみを覚えるのです。こういう手段でしか友情を表現できないのです。

形こそ違えど、こんなにたくさん人が集まっている東京・・・・時に孤独や絶望感を味わいます。
そんなものでしょう?

なかなか面白いサスペンスでした。ただジュディにもう少ししつこいぐらいの偏執っぷりを見せてもらいたかったな。

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by gota-de-fericidad | 2007-06-04 23:11
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