Artesano de Circulos Concentricos

【映】サイボーグでも大丈夫

Nagieの中での韓国の2大監督。キム・ギドクそしてパク・チュヌク。そしてパク・チュヌクの新作が封切りになったので早速観に行ってきました。
以前の3作は復讐3部作と銘打って〈復讐者に憐れみを〉〈オールド・ボーイ〉〈親切なクムジャさん〉が上映されましたが今回は打って変わってのラブコメディ。
舞台は新世界精神クリニック。自分のことをサイボーグだと信じているイルスン、蛍光灯や自販機とお話する。ご飯は乾電池を両手の人差し指に挟んで瞑想、どうやら充電しているらしい。
そして人のものなら特徴でも何でも盗むことができるヨングンに私の同情心を盗んでくれとお願いした。
ご飯を食べない彼女は次第に衰弱していく。ヨングンはなんとか彼女を助けたいとあれこれと世話を焼き始める。そしていつしか……恋が。

ヨングン役にはあのRain(ピ)ですよ。映画を観るまではどうなんだろって思ってけど意外にいけてますよ。

今までとは全く違った作風ですがやはりパク・チュヌクですね。随所に相変わらずの絵画チックな映像が散りばめられていた。
親切なクムジャさんでは殺戮の後、血の海となった床を掃除しビニールシートに溜まった血を集めるシーンがあるのですが不覚にもそのシーンをため息が出るほどに美しいと思ってしまった。その瞬間、私って異常かなと不安になりましたが叔母1号がそんなことない、あのシーンは美しさも表現していると思うよと言ってくれたのにほっとしたことを思い出しました。

とても可愛らしい映画でした。韓国映画といえばNagieは甘く切ない純愛ものでなく、癖のあるものが大好き(悪い男とか)ですが、たまには歪んだ一癖ある愛を表現したものじゃないのもよいですね。

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by gota-de-fericidad | 2007-09-18 21:37
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