Artesano de Circulos Concentricos

【映】サルバドールの朝

下半期ベスト3入り確実の映画でした。
1960~70年代のスペインはフランコ独裁政権だった。自由を求めて一人の青年がフランス革命に触発され立ち上がる。サルバドール・プッチ・アンティック、実在した人物。

政治犯として手配中の中、仲間を囮に使ってサルバドールを捕まえようとした警察と乱闘になり、偶然にも自分の放った銃弾が若い警官の命を奪うこととなった。そして下った刑は死刑。しかし警官の身体にはサルバドールの銃ではない、他の警官の弾が残っていた。
家族、仲間、国民が彼の死刑判決を取り下げを求めて動き出すが…。
そんな中、フランコ暗殺事件が…サルバドールの死刑は見せしめという不当な理由で決行されることになってしまった,、しかも最低最悪の手法で・・・
25歳という若さでこの世を去った青年。自分が鼻水垂らしてよちよちしていた頃に世界の果てではこんなことが起きていたのかと思うと胸が締め付けられる思いですよ。
こんな崇高な思いで行動したことがあるのかと思うと自分の稚拙さが嫌になる。そして今の日本にこんな若者が(若者だけじゃなくても)いるのかな。やっぱり平和なんだなぁ。

主演のダニエル・ブリュール。大好きな俳優。グッバイレーニン、ベルリン・僕らの革命、甘いところではラベンダーの庭でなどなど。ドイツ語スペイン語、英語、フランス語と語学が堪能で主にヨーロッパで活躍している俳優さん。殆どの主演作品を観ているけどきっとこの作品が彼の代表作になるんじゃないかな。

多分DVDでも観ちゃうな。プログラムを買わないこの私が買っちゃいましたよ。

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by gota-de-fericidad | 2007-09-25 16:41
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