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Artesano de Circulos Concentricos

月心居・・・お別れの宴

本当のお別れの会、部屋一杯に使ってお座布団が置かれた様は、ほぉー今日はこんなにいらしたのね。お膳仕立てでしつらえられた。
前回の時にいただけなかったお煮しめ。綺麗に下ごしらえし作られたお料理は見目麗しい。
特に百合根が大好き。花びら(ガクっていうのかな?)の部分が綺麗に切りそろえられ、まるで薔薇の花のよう。ほんのり甘い優しいお味。ねっとりホクホク、いっきに食べちゃったらなくなっちゃう・・・でででもぉぱくりんちょ。柿と芹の白和え、これまた甘さの中に芹の苦味と香りが口の中に広がって美味。粟麩の白味噌椀・・・最後にいただくことが出来て本当によかった。
満席だったところ、私たちのもう一度食べたいという、しかもこの日じゃないとこられないとごり押し・・・・棚橋さん、我儘を聞いて下さって本当に有難うございました。深謝

月心居の帰り、michizo&D氏を誘ってNagieお気に入りの喫茶店へ。そこは表参道の喧騒が嘘のような静かな空間で、いつもお客は私一人か、いても先客が一人って感じの静かでのんびりの喫茶店、そしてマニアックな音楽が聴きたくなったらここ。

案の定、行ってみると、お客はゼロでマスターは何やらレコードの整理をしていた。『お久しぶりです』と入って席に着くやいなや、9人の団体さんが・・・2年くらい通ってるけどこんなの初めてです。マスターも焦りまくってました。
このお店に入ったなら時間軸を捨てなければいけないくらい、何事ものんびり・・・この人数の対応は彼の中で可なのか?大丈夫か?とはらはら。
そしてびっくりしたのは、その団体客の一人がD氏のJAZZ関係のご友人(とはいえかなりのお歳の紳士でしたが・・・親子ほどの)だったのです。世間は狭いし、気に入ったエリアって仲間内で似るんですねぇ。D氏は久しぶりの再会で色々お話をしていた間、私とmichizoでぺちゃくちゃ・・・
これだけの人数になると折角の音楽が聞こえないです。残念。
マスターもJAZZ関係の間ではそれなりに有名で執筆もしている方(だと思う)なので、やはりその団体さんがたとどうやらマニアックなトーキング。。。。

いつもこちらに寄らせていただくと思う。多分このお店に来るお客で私ほどJAZZや音楽に対して無知識な人はいないんじゃないかしら?ただここで流れている音楽が好き、北欧風のシンプルなインテリアが好き、人がいないから好きってだけで通っている人いるのかな?
年がら年中伺うわけじゃないけど、Nagieも常連さんの仲間入りをさせていただいたんだと昨晩は実感したな。だって滅多にお目にかかることのない奥様に顔を覚えてもらったんだもん。
michizo&D氏もこの喫茶店の空間を気に入ってくれたようだ。よかった。。。また一緒に行ってね。23時までやってるよー。次回は絶対焼きサンドとビールそしてウィンナーを食べてみてね。
すっごく、美味だから。


by gota-de-fericidad | 2007-12-16 09:37
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