Artesano de Circulos Concentricos

【映】やわらかい手

午後のお食事の予定の前に映画を1本。
主演女優のマリアンヌ・フェイスフル・・・私は知らなかったのですが叔母1号の話によると有名女優さんなんですねぇ。ミック・ジャガーの彼女だったとか。スターだった彼女がドラッグ中毒、ホームレス・・・転落。そしてこの映画が久々の脚光だそうですよ。
平凡に暮らす、極々ふつーの地味な未亡人マギー。可愛い孫との時間が唯一の楽しみ。そんな彼女の楽しみである孫のオリーが難病にかかってしまう。それを治すにはオーストラリアまで行かなくてはいけない。その渡航費用、家族のホテル代などを稼ぐ為に飛び込んだ場所は、ソーホーの歓楽街。『接客係募集・高給優遇』訳もわからず飛び込んだ。仕事の内容は、マギーの想像を遥かに超えたものでした。それは壁越しに手で男をイカせる“ラッキーホール”っていうもの。ひぇー、どうするマギー、初めは慌てて逃げ出したもののオリーの為に意を決して再びお店に戻っていく。意外にも彼女の手はゴッド・ハンドだった。

毎日に楽しみのない、自分なんてと卑下しながら生きる彼女が、ラッキー・ホールという風俗店で自分という存在価値を見出していく意外性、そしてオーナーのミキとも、風俗の世界で働く人達特有のビジネス、お金だけの結びつきを拒否し、人間として関係を築こうとする、そのふつーの姿が心に沁みる。そんな姿に皆が惹かれていく。
淡々とした彼女の演技も素敵だし、風俗店オーナーのミキの戸惑いながらも自分をさらけ出していく時の表情は見事な演技だと感心。
物語の最後に彼女はあることを選択するのですが、それが彼女の選んだ生き方なのですね。

マリアンヌは60歳らしい太りっぷりなのですが入浴シーンで、伸ばした手を気だるげにシャワー蛇口に載せた絵は二の腕から指先に至るラインがとても綺麗でほーっと心の中で呟いた。
ひとつ気になったのが音楽。もちろんとてつもなく明るい映画ではないからいいといえばいいのですがまるで不吉な未来を感じさせてしまうような暗く重い、ミステリアスな音楽。最初から最後までこの音楽にはNagieの心が打ちのめされちゃいました。

今日は青山の糖朝でお食事。香港でのイメージを崩したくないと頑なに拒み続けていたお店。
豆腐花にマンゴープリン・・・・やっぱりねぇ。こんなもんですよねぇ。
恐れ多くも・・・Nagieママに持ち帰ったマンゴープリンを食べて開口一番『Nagieの作ったマンゴープリンの方が美味しい』って。ぎょっ・・・それは有り得ないから。
でもそれくらい普通の味ってことですよ。残念。

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by gota-de-fericidad | 2007-12-23 21:19
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