Artesano de Circulos Concentricos

今年も食べたぁ。。。

冬の京都はやっぱり寒かった。昨日は雪もちらほら。。。。でも底冷えするような京都の寒さもお寺の床の冷たさも大好き。木の冷たさを足の裏にじんじん感じながら枯山水のお庭を眺めていると身が引き締まる思い。そして新たな決意も湧いてくる。
東山にある皇室と縁のある御寺、泉涌寺・・・秋のお庭が有名でしょうかね。こちらのお寺、どちらかというと観光化されていないので暮れのこの時期でも人がいずとても静か。そしてお庭もさることながら山門から眺める本殿の向こうに聳える山並みがさらにこちらのお寺の魅力を引き出しています。
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そしてこれが本当に本当の食べ納め。選んだのは・・・普段あまり口にすることのない、お肉。
京都の老舗中の老舗、三嶋亭のすき焼きです。
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創業明治6年のこちらの建物はそれはそれは見事な風情を残しています。まぁ、関東で言えば今半人形町本店(こちらは明治28年だそう)というところでしょうか。熱く熱せられた南部鉄の鍋にうっすらと満遍なくお砂糖が振られその上に国産黒毛和牛のお肉をのせる。お砂糖が溶けて、ほんの少し焦げたような匂いにお肉の脂が溶け出すそこに割り下をさーっとかける。もう堪らない匂いが鼻腔を擽る。うっすら赤みが残る程度に焼かれたお肉をまずは頬張る。もう、柔らかいの何の。。。口の中で溶けるってこのことねって感じです。お砂糖の甘さなんて全然気になりません。関東に比べてとても柔らかい味の仕上がりで、もう堪りません。そして次にお野菜とお肉・・・・また最初に口にしたお味と全然違ってきます。お野菜が入ってくるせいか、お砂糖の振り方も割り下の入れ方や量も変えているのですねぇ。仲居さんがとても丁寧に準備してくださるので私たちは、餌を待つ小鳥や鯉のように口をパクパクさせて待つばかり。。。ご用意してくださる途中で、偽装問題の話で盛り上がる。赤福にしても吉兆にしても食の関西という場から出てきたことは少なからずもショックであり、また憤懣やるかたないと。
そしてこちらの三嶋亭さんではお肉のブランドには拘らず、その都度よいものを仕入れ、独自に熟成させているんだとか。こちらの現在の社長さんはまだ42歳だそうです。社長になってもみんなと一緒にお掃除もすれば、下足番もするし、お肉を切ったりということも率先してしてくださるんだとか・・・だからこそ、みんなも頑張って社長を支えようと思うと、多分社長さんのお母さんといってもおかしくない年齢の仲居さんが気合十分にお話されていました。Nagieはその手の話に弱いので思わずうるっとしてしまいました。
京都の老舗のお店に行くとつくづく感じることはホスピタリティ豊かであるということ。気さくでありながらも、一線を越えない頭の低さ、そして気遣いの細やかさに感動すら覚えます。もちろん東京のお店にもあるのですが、何か違うんですよねぇ。やはり長く勤めている年配の方が多く、またその方々がお店を愛しているということとよい意味でプライドを持って仕事に臨んでいるってことでしょうか。本当に心からリラックスできます。

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by gota-de-fericidad | 2007-12-31 23:39
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