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Artesano de Circulos Concentricos

慣れ親しんだ味はやはり・・・

本当に日本語も儘ならない子供の頃から通い続けているおすし屋さんへ久しぶりに行ってきました。
栃木県壬生町にある海老寿司。兎に角変人のNagieは逸話がたくさん存在し今でも語り草になっている。例えば・・・・
『ここのお寿司は廻ってないから食べたくなぁいぃぃぃぃ』とカウンター下の壁をどんどんと足で蹴ったとか、
『今日はお寿司なんか食べないぃぃぃラーメンだせぇぇぇ』と吠える。そして叔父は根負けしてそっと私を連れ出しラーメン屋へ。
他にももっともっとあるある、行く度毎にこの話題で盛り上がる。大将曰く『この子は将来どんな大人になるんだろうか』と一抹の不安を覚えていたらしい。『こんなになるとはねぇ』どういう意味?
こちらのお寿司、さすがに子供の頃から通っているだけに好みは熟知されていて今までに一度も○○が食べたいって言ったことがない。お腹の具合だけ聞かれた後は自動的に出てくる。
なんとも贅沢な話ですよ。銀座で食べたらいくらになってしまうんだろうというほどのネタのよさだし米どころだけに寿司飯が美味しい。常々、Nagieはお寿司の決め手はネタでなくご飯だと思っています。如何でしょうか?
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甘みを十分に蓄えた北海道産の貝類を種々、新鮮で美味。
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この時期旬の(少し早いかな?)大好きな鳥貝、もちろん生でいただく。裏についたゼラチン質の部分が兎に角甘いんですよねぇ。鳥貝は生に限るね。子持ち昆布は写真だと分かりにくいですが厚みが5cm位はありそうなほどです。滅多にないですよ、この大きさは、子持ち昆布は生み付けているだけに多少疎にはなりますよねぇ、びしーっと詰まった感じが好みであれば数の子でしょうねぇ。もちろん食べましたよ。こちらも物凄く締まっていて歯ごたえ十分、食べ始めたらみんなポリポリプチプチと素敵な音を立てて食べていましたよ。
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鮑は硬い部分と柔らかい部分とを頂きますが、必ずその場で生きたものを貝殻から外してもらいますので肝も軍艦にしてもらいます。それは粗めの岩塩(絶対的に岩なんです、海塩でなく)とレモンを搾ってもらっています。これが絶品なんですよねぇ。このほかにも青柳や雲丹(これなんて一個の軍艦に2個分の雲丹を乗せてくれるので倒れそうです)などやたらに食べまくる。
Nagieは普段少食といわれることが多いが、ここでの私は誰しもがその言葉に疑問を抱くほどです。
しかし子供の頃からこれを食べていたNagieはどういう子供だったのか。記憶の中では量も変わらないんですよねぇ、かえって今のほうが食べないかも。いくらとか食べなくなったもんなぁ。

しかしみなさん、お気づきでしょうか・・・どうみても偏ってますよね。貝類ばっかり。





by gota-de-fericidad | 2008-02-11 00:14
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