Artesano de Circulos Concentricos

【映】接吻

豊川悦司、小池栄子主演の究極の恋愛物語。
平凡な毎日を送るOLの京子、周囲に馴染めず孤独な日々、自分の意志とは全く別に勝手に個性が作られ、無視される。ある日、TVで一家惨殺事件の犯人として坂口秋生が映し出された。TVカメラに向かい、不敵な微笑を向ける。その微笑を見て、彼女は自分と同じ孤独と絶望感の中でこの人も生きていると直感する。
その日から彼女の毎日は全く違うものになった。坂口の新聞記事や週刊誌記事をスクラップし裁判を傍聴し、仕舞いには仕事も辞めて拘置所の近くに引越しをする。
坂口の弁護をする長谷川を通して差し入れや手紙をしたためる。初めて人を愛することを知った京子の一途さに長谷川は戸惑う。遂には獄中結婚を果たす。
そして坂口も愛されるということを知って、次第に変化していく。だけど京子にとってその変化は裏切りでしかなかったのです。長谷川を通して仕切りのない接見を許された二人・・・衝撃のラスト。なんとなく分かっていながらも本当に驚きのシーン。
タイトルにもなっている接吻、これがまた大きな意味をもつ。激しい。

日本映画は本当に久しぶりに観た。
香川照之、オダギリジョー主演の『ゆれる』を彷彿とさせる素晴らしい映画でした。
台詞の少ない、表情の少ない押さえた演技の中に美しさを感じました。劇中で語られる京子の口からほとばしる坂口への愛の手紙は、自分の血肉を削って書かれたかのような純粋性を持ち合わせ崇高なものを感じました。

この映画、小池栄子様にとっては代表作の一つになること間違いなしです。
確実にグラビアアイドルからは脱皮しましたね。

ひとつこの映画に、物申したいことがあるとするならば、小池栄子さまのナイスバディのせいでダサくしようとしても、結局格好良くなってしまうということでしょうか。足が長いんですよ。

今日の映画は緊張しました。くしゃみと咳に。周りの方に迷惑になっちゃいますからね。ミネラルウォーター、のど飴、鼻づまり用のメンソールばりばりの飴、マスク、保湿ティッシュ・・・準備万端。



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by gota-de-fericidad | 2008-03-09 22:43
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