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Artesano de Circulos Concentricos

連日。。。

今日も、パリ・オペラ座バレエ団『ル・パルク』へ行ってきました。
昨日はマニュエル・ルグリ&レティシア・プジョリ、今日はNagieの大好きなニコラ・ル・リッシュにエミリー・コゼット。
同じ演目を見比べてみたかったのでお財布が痛いと思いながらも行ってきました。なるほどねぇ、やはり違うわねぇ。ルグリさまは全体的に柔らかくしなやかで素晴らしい、のですが、んー、以前観た時の様な歯切れのよさが感じられなかったのは私だけかしら。まぁ私は技術的なことは全くわからないからなんともいえませんが、引退が囁かれているだけにやはり色々あるのかしらなんて思いました。
そしてニコラ・ル・リッシュさまはやはり私好みです、身体能力の高さをまざまざと見せ付けられたとでも言えばよいのでしょうか、まったくブレがない。21歳という若さでエトワールになり36歳(確か・・・)の今までその地位を守り続けているだけのことはあります。並大抵の努力ではないでしょうねぇ。女性エトワールもNagieはエミリー・コゼットが凄いよかったので断然2日目。
レティシアも素晴らしいとは思うのですが、きついというか激しいというか骨っぽいというかもう少し柔らかさが欲しかった。

ル・パルクは面白い演目でした。無機質な舞台装置に相反してロココ調の豪華な衣装。サウンドトラックのコンテンポラリー音楽に、オーケストラでのモーツァルトの調べ。
テーマは愛、しかも濃密な大人の愛、エロス。まぁ、バレエで表現されるエロスですから直截的でなく抽象的なのですが。3部作になっていて幕が進むにつれて愛が深まる。
貴族の恋愛、思わせぶりに接する割りにいざというところでは進まない。そんな大胆にいったらふしだらだし品がないってことでしょうね。そんな女性が次第に解放されていく、心のさまは見応えばっちりだし、3幕目の二人の濃密な愛の語らいのダンスはもう。。。。。。素敵としか言いようがない。オペラグラスの丸い跡がNagieの目の回りに付いたんじゃないかと思うほどに釘付け。この舞台でダンサーたちの素晴らしさは勿論のこと、特に目を惹かれたのは、照明です。昨日の時に幕が上がった瞬間、わぁ、照明が綺麗と思わず口走ったくらい。今日はママさんと一緒に行ったのですが彼女も同じこと言ってました。
照明をデザインするって映画や誌面と違って、凄く分かりづらい気もしたけど、今回の公演でこれほどまでに効果があるのかと実感しました。プログラムの照明さんを確認しちゃったほど。
さすがパリ・オペラ座だと思いました。フ・ラ・ン・ス。モダンでスタイリッシュ。

暮にはボリショイ、シュツットガルト・・・はぁ、後半はまたバレエ貧乏だ。世界バレエフェステバル、ギエムその他諸々行き捲くった一昨年の悪夢が蘇る。

帰りには先日チェックしておいた、千疋屋へ目的の物を食べに。
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旬のマンゴーはやはり美味しいですねぇ。しかし宮崎マンゴーのパフェはなんと3150円。高すぎです。散々迷って私たちはリーズナブルな方にしました。それでも1680円ですから豪華です。次回は宮崎マンゴーを食べに来ようということで意見がまとまった。






by gota-de-fericidad | 2008-05-25 19:56
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