Artesano de Circulos Concentricos

【映】アクロス・ザ・ユニバース

まさしく読んだとおりであります。ビートルズの楽曲を33曲も使って作られた音楽劇、まっ、ミュージカルってやつです。ビートルズ大好きなNagieは予告の時点で絶対観るぞって心に誓っていました。たとえ、あまり好まないミュージカルの映像化だったとしても・・・・

この映画の監督さんは、世界的なメガヒット、そしてロングランミュージカル『ライオンキング』の演出を手がけた方だそうです。そして映画では『フリーダ』。そうです、あの半身不随の身となった、愛に生きたメキシコの女流画家フリーダです。いい映画でしたよね。

映画の始まりは無彩色に近い景色・・・砂浜に座り、Girlを口ずさむ所からスタート、これだけでも上手いとため息が出た。主演のジム・スタージェスの綺麗な(どこか淋しげな)瞳にうっとりしてしまうNagieでした。
全編に渡り、歌われるビートルズのナンバーと俳優陣の台詞とがとにかくとても綺麗に融合している。台詞の中に何気なく歌詞を盛り込んでみたりもあり。

ビートルズのナンバーをテーマにした映画、『I am Sam』でもこのような使われ方はしていなかった。

暴動の中で怯える黒人の少年が歌うLet it beは何か観る者にメッセージを与えている気がしてしまう。
もともとビートルズのナンバーってメッセージ性が強いとNagieは常々思っていますが、だからこそ台詞として違和感なく融合してしまうんじゃないかと。

そしてこの映画を楽しみにしているのはボノの登場という人もいるんじゃないかしら。

時代は1960年代ベトナム戦争勃発に合わせて反対運動などが沸き起こるアメリカにリバプールから一人父親を探しにやってきたジュード、そこで親友となるマックスと出会う。そして彼の妹ルーシーと恋に落ちるが、マックスは戦争に、ルーシーは戦争に反対する運動に傾倒していく。
そんな中でなにも見つけられない、大義を持ちえないジュードは混沌としていく。
不法滞在であったジュードは、暴動に巻き込まれたのをきっかけに結局イギリスに戻るが・・・・
マックスは帰還後、精神が不安定になりルーシーが彼を支える。ベトナム戦争ではShell Shockといって戦争神経症に罹った帰還兵がたくさんいたのは有名でたくさんの心理学的文献があります。今でいう心的外傷後ストレス障害(PTSD)ってやつですね。そんな細かい所も意外に忠実に描かれていることに感心しました。

正直ストーリーは、この音楽劇でなかったらどこにでもあるありきたりなものだったような気がします。それをものの見事に飽きさせないものに仕上げているのですからため息をつくしかありません。そして全編吹き替えなしの歌声も楽しみの一つ。主人公の二人、ジュードとルーシーのテーマソング(?)Hey Jude、Lucy In The Skyが流れるシーンはグッときますよ。

音楽に加えて、凄いのは映像ですよ。これだけでも一見の価値ありです。衝撃的で斬新&独創的、今までに観たことないかも、ミュージカル映画の概念を確実に変えたに違いありません。この監督の脳みそ、頭の引き出しは一体全体どうなっているのでしょうか?

ブラボー003.gif003.gif070.gif

また観ちゃいそうです。

a0070133_21212190.jpg本日、大都会渋谷、雑踏の中で見つけた可憐な姿。自然のものだから許されるこの配色。絵の具じゃ嘘くさくなってしまって厳しい。








突然、食べたくなって作りました。カポナータ。ラタトゥイユとの違いはフランス語かイタリア語ってだけ?ふぅ、冷凍庫に入っていたトマトソースも使い切ってまた今年も作って保存保存。
a0070133_21234550.jpga0070133_2124326.jpg










食べ過ぎました。。。。





[PR]

by gota-de-fericidad | 2008-08-15 21:31
<< 新宿ピットインへ 避暑のひの字もねぇざんす >>