Artesano de Circulos Concentricos

【映】グラン・トリノ

クリントイーストウッド、俳優としての最後の主演映画。

素晴らしかった。映像は彼ならではのこだわり、昔の、ざらついたようなデジタルにはない味のある質感。これが堪らない。

最愛の妻を亡くし、自身も病に犯され余命いくばく・・・財産や老人ホームに送り込むことばかりを話す息子たち家族・・・・そんな状況に辟易し一人静かに暮らす頑固親父・ウォルト。

人種差別ぶりぶり偏見の石頭。大好きなのは酒と愛犬とグラン・トリノそして穏やかな時間。Nagieは知りませんでしたがこれ車の名前なのですね。

そんな偏見親父の家の隣には中国やモンゴルなどに暮らすモン族一家。テラスで愛犬とお気に入りのビールで至福の時を過ごしながらも隣を苦々しく観察しては溜息をつき首を振る。

我が家の芝生に入るなといつも怒鳴る。

ある日、その一家の娘スーが黒人に絡まれているのを偶然助けたことをきっかけに一家との親交が深まり、モン族の昔からのしきたりや作法を頑なに守り年上を敬いながら暮らすその一家に親しみを覚え始める。

その家にはタオという一人の青年がいるのですがとても知的なのにシャイで上手く出せない。そして身内のチンピラにグラン・トリノ窃盗の片棒を担がされてしまう。

未遂に終わったもののタオは、モン族のしきたりに従ってウォルト家で奉仕をすることになる。彼の知的さや純粋な人柄にウォルトは自分から彼を友人として受け入れ、そして彼を一人前の、そう女の子も上手く誘えない・・・彼を一人前にしようと頑張る。

ここからが色々紆余曲折。ウォルトはタオの、彼のこれからの人生の為にチンピラどもと命をかけて戦っていくのです。

いやぁ、最後こう来るかっていう結末。涙涙。。。。最後、クリントイーストウッドのあの嗄れた独特の声で大河をたゆたうように歌う声がまたぐっと来るんです。

俳優引退を示唆するような終わり方でした。

んー、もう1回観たい。

テラスで安心仕切ったような穏やかな顔で傍らに寝そべる1匹の犬。そしてビール片手にグラントリノを見つめる姿を後ろからとった絵は見事にはまっていました。溜息がでました。


会場の至る所からすすり泣く声が男性だってこれは泣くんじゃないかな。

映画の後は久しぶりの友人とのランチ。麻布十番でのランチの定番は、富麗華が多い。なぜかといえばこちらのお店もちろん美味しいからなのですがさらに、お食事を頂きながら生の二胡などの演奏を楽しむことが出来るのです。優雅なんです。
久しぶりに行きましたがゴールデンウィークだからでしょうか、ほぼ満席状態。予約をしなかったのが失敗でしたがすぐお席を用意してくださいました。
ランチのコースも中々ですが本日はアラカルトで軽めに。やはりまずはこれです。白菜の甘酢漬け。
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そして春巻きと海老蒸餃子。
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プリプリテュルルンで美味しかったなぁ。
間に熱々小龍包。きぃぃぃあつつつつ。うまっ。
黄にらとアスパラのシンプルな炒め物。

デザートは大好物のマンゴープリン。
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しかし、萬席状態だと二胡の演奏も勿体無いかもですな、人の声の雑踏に消され気味でした。






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by gota-de-fericidad | 2009-05-06 00:44
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