Artesano de Circulos Concentricos

【映】ポー川のひかり

木靴の樹という映画をご存じだろうか?今から30年前にカンヌでグランプリを取った作品。
この作品、プロの俳優が一人も出てこず、光も太陽とろうそくの灯だけで撮影されたという話は有名。
ポー川沿いに住む貧困極まりない一家、子供が唯一持つ木靴が割れてしまい、地主の所有物である木を伐採して子供の靴を作ってあげる、そしてそれがきっかけで不幸に見舞われていく。
貧しい農村の姿を描いた画家ミレーを彷彿とさせる名作です。是非ともご覧あれ。

その監督が再び、ポー川沿いに住む人々を描いた。

ボローニャ大学に勤める若き哲学者、将来を嘱望され近く国際学会で論文を発表することになっていた。
そんな彼が夏休みの前に忽然と姿を消した。

守衛が大量の古文書が太い釘で打ち抜かれているのを発見する。そしてこの容疑者として浮かび上がったのが彼だった。

当てもなく車を走らせ途中、車も乗り捨て、上着も財布も捨てて更に当てもなく歩く。

そしてポー川のほとりにある廃屋を見つけそこを住処にしようと・・・不思議に人々の助けの手が差しのべられる。彼はその風貌からキリストさんと呼ばれる。

淡々と流れるストーリー、ポエジーなセリフ。。。。そのセリフからNagieはヴィム・ベンダースのベルリン天使の詩を思い浮かべてしまった。

78歳という監督、恐らくは人生最後となる長編作品。彼はこの映画を通して何を言いたかったのでしょうか?

聖書をこよなく愛し、それが真であると信じる司祭とそれを捨てた若き哲学者・・・・

観る者に問いを投げかける、深い映画でした。

時間があったので神保町散策。

a0070133_20473374.jpg
a0070133_20474870.jpg


こちらはとても有名ですね。路地に入ると、表通りの喧騒が嘘のような昔ながらの味わいを残す姿になんともノスタルジックなものを感じる。
ふと思い出して憧れのお店、小宮山書店に行ってみました。
横尾忠則の寺山ワールドのポスター、三島由紀夫の初版本、岡本太郎の画集、森山大道のポートレート・・・・
もう涎が止まらないくらい魅力的でした。
高くて手が出ません。一生懸命働いて一つでもゲットしたい。

そして最近急成長の餃子の王将。Nagie憧れ店。浅草橋に彫金&カルトナージュ用品を探しに行ったついでに寄ってみました。
唐揚げはまぁ、普通。(みんなが言うほどではありませんな)餃子はさっぱりしていた美味しい。次回は餃子2人前でいいや。
a0070133_20543079.jpg

しかし安い、これで945円。この不景気な時代、お財布に優しい。前から人気でしたが突然のフィーバーもこのせいでしょうね。TVでも特集番組が組まれていましたね。



[PR]

by gota-de-fericidad | 2009-08-02 20:58
<< 素敵なアドバイス 忙しくなってきた >>