Artesano de Circulos Concentricos

【映】母なる証明

丸の内のビルの間から見る夜空が好きです。

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後から気付いた。。。。マニュアルモードだった。だからかぁ、色が不思議になったのは。。。オートだと思ったから普通にシャッターをキッていたのです。
でもこの色合いも結構人工的で面白い。

昨日、クリニックを出た後、ほぉーやっと自分モードのスピードで映画館へ。

ウォンビン・・・5年ぶりの復帰作。ホン・ジュノ監督の母なる証明。
ポン・ジュノ監督と言えば真っ先に上がるのが殺人の追憶。そうです、大好きなソン・ガンホです。
吼える犬は噛まないも有名ですね。近作はグエムル、漢江の怪物。

この作品でウォンビンは確実に本格派俳優、あの4天王と言われていた時代を超えたと思う。

知的障害をもつトジュン。。。純粋な心を持つ青年は母一人子一人で慎ましく幸せに暮らしていた。
そんな彼が殺人事件の容疑者として逮捕される。

無実と信じる母はあれこれ手を尽くすも力及ばず。
警察もこんな事件はさっさと終わらせたいと、早々にトジュンが犯人であるとして決着をみる。

どうしても受け入れがたい母は息子の無実を信じて自分で独自の捜査を開始する。

そして恐ろしい結末が。。。

母が息子の事件の目撃者を探し当て話し合いに行っての絡みのシーンは女優、キム・ヘジャの魂の見せ場でしょう。

このシーンで母は「どうしよう、お母さん」といった具合の台詞があるのですがそのお母さんは息子に対していったことなのか、自分を生んだ母親に向かって言ったのか・・・この映画の原題MOTHERということを考えるとこの台詞は深い。

純粋無垢な青年を演じるウォンビン・・・Nagieは彼の知的さをこの映画で垣間見た気がします。

母親の愛情は無償。。。それだけれども違う面から見ればそれはとても危険なものを孕むと実感。
最後に見せるトジュンのあの目は何を語っていたのか。。。
あー、Nagieの苦手とする観る側に判断を委ねる系。もんもんと考えてしまう。
しかしトジュン(ウォンビン)のあの目は本当に綺麗だ。純粋さの中に哀愁があり、何でも知ってしまっているような聡明さまで感じるガラスの目だ。

この映画のキーワード、キーポイントは目かもしれない。

Nagieは今の韓流ブームを否定するつもりは全然無いし嬉しい限りと思う。でも昨日もそうでしたが果たしてこの映画のもつ本質やこの映画で見せたいと思っている監督の思いや、ウォンビンの感性や演技力をどれだけ理解したおばちゃんがいたのでしょう?

韓国の映画はすばらしい作品が沢山あるのですがNagieは、韓国映画は特にその監督の持つ感性や作品性、俳優の有する感性や作品に対する考え方、取り組み方を読み取って楽しみたい。

そうした方がいい作品が多いこともたしかだから。

是非ともこれからも素晴らしい韓国映画を上映して欲しい。

ウォンビン最高。


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by gota-de-fericidad | 2009-11-05 08:30
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