Artesano de Circulos Concentricos

【映】千年の祈り

アメリカで暮らす娘の身を案じ、はるばる北京からやってきた父親。
12年ぶりの再会。離婚を経験し、精神的にまだそこから脱出できないでいる娘が心配で堪らない。
無口で笑わなくなった娘を見て、この子は楽しく暮らしているのかと疑問を持つ。
そして色々なツアーに参加して観光してもらおうとする娘に「おまえが幸せに暮らすアメリカがどんなところか見にきたのにおまえが幸せそうじゃないなら見る必要はないよ」と。

毎日娘の為に御馳走を作ったり、先の見えない恋愛にはまり、夜遅い帰りを寝ずに待っていたり。。。。何故か疎まれる。

兎に角ぎこちない。娘は父親に心を開こうとしない。父親はそれを離婚のせいだと思う。

しかしこれには本当の理由があったのでした。物語の最後の最後に爆弾のように落とされた娘の思い。


父親の愛情深い問いかけにそっけなく曖昧に答える娘に苛立ちすら感じたNagieでしたが最後の娘の告白になるほどね、お父さんのことをそんな風に見ていたら確かに笑って話せないわなぁと。
それでもその誤解の生活が長すぎはしないか。。。だって子供の頃から抱いていた疑問なんだから。

長く一人暮らしをすると、自分のライフスタイルが出来上がってくるのは誰でもでしょう。
Nagieも大学入学から一人暮らしをし卒業してしばらく経った頃、母親が上京して一緒に暮らし始めた。
自分ひとりで自由に過ごしていたところに、この映画の父親の如く御飯が作られていて、出かけるのも自分気ままに誰の断ることもなく出かけていたのが一々言わなければいけない・・・・
一人放っておくのは可哀想と思うと出掛けにくかったり、最初は本当に大変だった。
なんだか自分が荒れちゃって。。。そしてそれにどう対処していいのかわからなくただオロオロする母。
Nagieの友人から電話がかかってくると、帰ってこないNagieのことがわからなくて、何しているのかと聞いていたらしい。ごめんよー。

今はもう勝手し放題ですが(笑)そして離れられないほど大切。

この映画の最後に、ぎこちなく微笑む娘・イーランをみて心が温かくなりました。

素敵な映画でしたねぇ。

今日、バスに乗っていたら、優先席に座るおばぁさんがNagieに座れ座れと言う。
えーなんでよー。そんなに大変そうに見えたのかしら?確かに空腹で打ち震えるほどではありましたが。。。。
わかった!!後ろの若いお兄さんのバック(後ろに斜め掛けしたバックがお尻の所でぼてっていう人一杯いるでしょ?あれってリュックしょってるのと変わらないくらい迷惑な時ありますよね?)でガンガン押されて体が斜めになっていたからかも。

しかし複雑だ。



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by gota-de-fericidad | 2009-11-30 21:24
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