Artesano de Circulos Concentricos

2007年 07月 17日 ( 1 )


【映】マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶

やっと会えたね、マルチェロ・・・・。貴方が天に旅立たれてから10年という時が過ぎました。
今尚、Nagieの心に刻まれた貴方の姿・・・マルチェロ。
初めてマルチェロ・マストロヤンニの映画を観たのはもう何年前(10年はとうに経ってるな)になるのだろうか?クラシックな映画週間と決めてレンタルしてきた映画のひとつ、ひまわり。
さんさんと輝く太陽に向かって、誇らしげに大輪の花を咲かせるひまわり。その太陽とひまわりを、男と女に例えた作品なんだとか。戦争に行ってしまった愛する夫、アントニオ。ひたすら彼を待ち続ける妻、ジョバンナ(ソフィア・ローレン)。終戦後も帰ってこない夫を探すため、ジョバンナは単身ロシアに足を踏み入れる。 そこで見たものは・・・変わり果てたそして新たな家庭を築いていたアントニオ。やつれていくジョバンナ。もう切ないですよー。 第二次世界大戦によって切り裂かれた男と女の運命を、壮大なスケールと美しい映像でつづった超大作。 その映画を観た瞬間、私の身体に衝撃が走りました。あまりの素晴らしさに。そこから私は彼の大ファンになっていきました。それ以来、晩年の作品は案外観てるのではないかと思う。

没後10年目にして上映されたドキュメンタリー映画、フェデリコ・フェリーニ、ルキーノ・ヴィスコンティやカトリーヌ・ドヌーヴとの間に生まれた愛娘、キアラ・マストロヤンニなど様々な人たちが彼のスクリーンの中にはない、真の姿を語る。
スクリーンの中での華麗で、時にコケティッシュに演じていた彼は意外にも内気な人柄だった。
この映画の中でも、インタビューなどとても自然です、そしてとても知的で紳士。更に大好きになりました。半世紀近い俳優生活の中で出演した映画はなんと160本。たくさんの映画を撮られていたのですね。そしてそのどれもが名作といわれる作品なのですから、彼の才能が窺い知れますよね、そしてその才能ですもの、数多(あまた)のトップ女優さん方が共演したがるはずですよ。

この映画を観ていてつくづく思うのは、外国の俳優さんて、自分の俳優としての地位や名声とは全く無縁なほどに自然体に生きているんだということ。日本の俳優さんたちは鼻が高すぎやしないか・・・。

新しい映画(DVD)月間のテーマが決まった、マストロヤンニ週間だ。DVDとしてどのくらいあるのか分からないけど、当分このシリーズでいくことにしよう。

【映】アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎原作の映画。なるほどね。面白い。原作はとても3次元的に仕上がった作品なのですが映画になるととても単純化されるんですねぇ。原作で分かりにくいところもさらーっと進む。
これがいいのかどうか・・・伊坂幸太郎のあのシュールな寓話的な世界の好きなNagieには、ちょっぴり残念でならない。瑛太、わざとあういう一本調子の台詞回しなんだろうか、それとも・・・
いずれにしてもなかなか楽しい映画です。

しかしNagieはやっぱりお歳なのですね。こういう表面的な、皮膚感覚のものよりも何層にも織り込まれたちょっと複雑な、深い映画がいいなぁ。重系の映画ばかりだと疲れるから間に皮膚感覚の映画を挟む。このスタンスがよいです。
そういえば、あのかもめ食堂のスタッフとキャストが集まって作られた映画【めがね】、これも面白そうです。9月公開。楽しみですなぁ。

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by gota-de-fericidad | 2007-07-17 20:45