Artesano de Circulos Concentricos

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【映】シュガーマン 奇跡に愛された男

1968年、ミシガン州デトロイトの場末のバーで、ロドリゲスという男が歌っていた。

その姿が大物プロデューサーの目にとまり、満を持してデビューアルバム『Cold Fact』をリリースする。

しかし将来を渇望されるも、2枚目のアルバムも含めて商業的には大失敗に終わる。

多くのミュージシャン同様、ロドリゲスも誰の記憶にも残らず、跡形もなく消え去った。

しかし運命に導かれるように海を越えた音源は、反アパルトヘイトへの機運が盛り上がる南アフリカの地へ渡る。ロドリゲスの音楽は体制を変えようとする若者たちの胸に突き刺さり、革命のシンボルとなった。

その後、南アフリカでは、20年に渡って幅広い世代に支持され続け、ローリング・ストーンズやボブ・ディランより有名なアルバムとなる。

しかし、ロドリゲスがその後どうなったのかを、誰も知らなかった。

残されたのは、失意のうちにステージで自殺したという都市伝説だけ。

アメリカで無視されたロドリゲスの音楽は、なぜ同時代の南アフリカで熱狂的に受け入れられたのか?

ロドリゲスはどこへ行ってしまったのか?

南アフリカの熱狂的ファンがロドリゲスの運命を探る調査を始めると・・・・

この追跡劇を追うドキュメンタリーなのですが、久しぶりにこの手の映画で涙しました。

映像も作りがとてもよくて、一つの映画作品としても十分楽しめるものでした。

このロドリゲス。。。素敵なんですよ。

もう哲学者のよう。。。人生何が起ころうとも坦々と生きている。

もしこの人が私の近くにいたならば、恋い焦がれた苦しんじゃっただろうなぁ。

もう一回観たい。



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by gota-de-fericidad | 2013-07-05 21:32

【映】嘆きのピエタ

最近ブログがのんびりですが・・・・

tumblrとかpinterestが楽しくて文字のない潔さが気に入って。
(文字も勿論入れられるのですが敢えて何も書かずに写真だけを更新しています)

さてさて久しぶりに映画を。。。。キムギドクの最新作。すっかり第一線から身を引いていた監督ですが
この映画で完全復活です。

映画ンのスタートのシーンからぐんぐん引き込まれ、これでもかこれでもかとパンチが打ち込まれる。

極悪非道な借金取り立て屋のガンドの前に、突然母だと名乗る女が現れる。

いぶかしく思いながらも次第に彼女のことを母だと信じていく。

彼女の存在がガンドの心に変化をもたらしていくのですが、その心の変遷と共に描かれて行くテーマが

変化していくような気がしました。

監督自身、貧しい子供時代を過ごしたこともあって、社会の底辺にいる人たちにスポットを当てています。

金、権力、地位、名誉。。。。これって何なのか?

ガンドが母と名乗る女に『金って一体何なのか』と質問した時の彼女の答えが・・・・

嫉妬、欲・・・短い単語の羅列・・・・最後に復讐と言ったのが印象的でした。

最後のシーンは衝撃的でもあるのですが、広い、どこまでも続く道に引き描かれていく赤い線、

私にはとても美しく感じました。

ピエタというタイトルがそう思わせてしまうのか。。。いやっそうじゃないな

凄く、キリストの血の匂いを感じる作品でした。

暴力的で、激情的であるのですが、その実、オペラのアリアのように美しく静謐なのです。

最後のシーンがそれを物語っていましたな。

キムギドクは、クリスチャンなのだろうかと映画を観終わった時に瞬時に思いましたが、プログラムを読み、そうだそうだと納得。

彼は神学校で学んでいたのでしたね。

はぁ久しぶりによい映画を観たな。







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by gota-de-fericidad | 2013-06-21 20:19

【映】砂漠でサーモン・フィッシング

昨日は2本映画を観た。

朝、夜友から電話。(この方からの電話の時、わたくし何故か殆どお風呂に入っているのが不思議です)

『また風呂入ってんの。。。ほんと好きだね、でさ今日何してる?』

ってことでご一緒にどうぞ。。。

コメディーかと思ったら、結構心に来る映画だった。

水産学者のアルフレッド・ジョーンズ博士は、ある日、イエメンの大富豪シャイフのエージェント会社から、「イエメンに鮭を泳がせて釣りをしたい」という、とんでもないプロジェクトの顧問を依頼される。

この荒唐無稽な計画にあきれた彼は、コンサルタントの女性、ハリエットに断りのメールを入れる。だが翌日、上司からこの企画を進めるように命じられ、給料を倍にする、という条件を提示され引き受ける事に…。

笑いありのほろっとさせられる場面ありのハートウォーミングストーリー

そして思いの外メッセージがたくさん散りばめられていた

イエメンの大富豪の言葉が心にスルスルとはいってきた。

成功を思い描いて生きよう。
前向きに生きよう。

そして信心する。。。

これは私も大事にしてる言葉だ

はぁ新年にふさわしい映画だった

映画の後軽くご飯食べていろんな話を

殆どが私へのアドバイスだ

さんざん苦労して、どうしてどうしてと思いやってきて今、成功をしているともだからこその言葉は心に沁みるのだ

いつも色んな話をしてくれて、そして聞いてくれてありがとう。

ってこのブログを見ることもないけど

教えることもないけどね。


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by gota-de-fericidad | 2013-01-04 22:01

【映】ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ

新年観るにふさわしい映画だった。

1903年にパリで生まれたダイアナ・ヴリーランドは、華やかなベル・エポックの時代にモダニズム、アール・ヌーボーの洗礼を受けて育ち、バレエ・リュスをこよなく愛した。

だが、第一次世界大戦開戦を機に家族がアメリカに戻ると、英語を話せないダイアナは孤立。

しかし、“いい人生は1つだけ、自ら望み自ら作る”と語る彼女は辛い状況の中、他人の評価にとらわれず、エレガンスで魅惑的な独自の世界を創り上げる。

20歳で結婚しそれ以降更にファッションに親しみ、シャネルなど一流デザイナーたちと親交を深めていったのですねぇ。

そして一介の専業主婦だった彼女に、ファッション雑誌『ハーパース・バザー』が、何の経験もない彼女にコラムを任せたのだ。

最終的にはヴォーグの編集長になるわけです。

正直今でこそヴォーグは、見るに堪えない(私個人の意見です)雑誌になってしまいましたがほんの10年前でも今とは全然違っていました。

ファッション誌であるけれどアート誌としても十分に楽しめる、そこには凛とした品と文化があった。

残念でならないな。

彼女の暴君的な仕事ぶりがしばしば話題になりますが、やはり成し得てきたんだって思う。

自分の美意識、価値観、こうあるべきを形にすることに一切の妥協を許さない姿勢は凄い。

彼女が編集長だった時には莫大な経費がかかったそうです。

そりゃそうだ。

自分の生活に落としていくにも、経済的な限界はある。

でもその中でとにかく妥協しないで頑張るんだ、美しいというものに妥協があってはいけなんだって強く思う。

自分なりに頑張ろう。

そして一生感性は磨き続けなきゃいけなんですな。

すぐに濁っていくんだ


ピカピカに磨き上げられたクリスタルになりたい。



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by gota-de-fericidad | 2013-01-04 18:21

【映】オレンジと太陽

飯田橋。。。最近のお勤め場所。結構お気に入りです。仕事の後が楽しい。

お気に入りの一つ、ギンレイホールへ、見逃した映画が2本立てで観られる。

オレンジと太陽

1986年のイギリスのノッティンガム。社会福祉士のマーガレットは、ある晩、シャーロットという女性から自分のルーツを調べてほしいと相談を受けた。オーストラリアからはるばる訪ねてきたというシャーロットは少女時代、ノッティンガムの児童養護施設にいたが、ある日、他の児童たちとともにオーストラリアに移送された。養子縁組ではないその移送に疑問を抱いたマーガレットが調査したところ、シャーロットと同じ扱いをうけた人々がオーストラリアにたくさんいることを知り、彼らの家族を探すことにした。

そして・・・・・

19世紀から1970年代まで行われた強制移民で、13万人の児童が、親の承諾を得ずに、あるいは、だまされるなどして、イギリスからオーストラリアへ送られました。そこでは毎日、太陽が輝き、毎朝、オレンジを食べるんだと言われ船に乗せられた児童たちを待ち受けていたものは、性的虐待と搾取と「泣くことを忘れた」日々。子供たちにあるのは『無』。。。。これしかないしこうするしか生きるすべがない。
どうしてなんて考えていたら耐えられんし死ぬしかない。

主演のエミリーワトソンは好きな女優さん、奇跡の海や本当のジャクリーヌ・デュ・プレとかアンジェラの灰が有名ですかねぇ。

よかったぁ。しかし非合法の内に国という巨大な組織の中でこういった違法行為が行われていたとは・・・

なんという事実か。

最終的にイギリスもオーストラリアもこの事実を認め謝罪したそうです。

今も身元調査は行われているそうです。

映画の後はずーっと楽しみにしていた、日本の振付家の第一人者である平山素子さんの新作発表会。

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相変わらず素晴らしかった。

この方のダンスは観なきゃわからないのだなぁ。コンテンポラリーは言葉じゃ説明できない。

刹那的で破滅的でそれでいて情熱的・・・・虫のように蠢く指先ですら色っぽい。

赤い花弁は血を現していたのだろうか?

来年は新国立で舞台があるね。行かなきゃ。

平山素子さんの新作を観たら大満足なので彼女の出番が終わっての退室。

さてとお腹空いたから飯楽でご飯でも食べていくかと・・・・
料理長が変わって味も変わった。前のレシピで作っているというけれど似て非なるものになった。
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大好物の春巻きも餡のとろみが全然違う。何と言っても前はもっと美しかった。
前回はたっぷり入っていたけれど餡が固すぎでトロリ感がなかったし今回はトロリとはしていたけれど餡が少ない。まだまだお勉強だね
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サンラータン麺。これは以前に近いと思ったけれど味がぼやけてる。塩気とは違うのですがもう少ししっかりした味わいだった。
こちらはホールのおじさん(私と変わらないかも・・・そんなことないか・・・)がとても気さくでいいのだ。
先日伺った時にはいらっしゃらなくて残念だった。
今回は『おーお久しぶりですねぇ』と迎えてくださった。
そして味について質問されたので私なりの印象をお話しさせていただいた。
今も十分美味しいけれどこれだと元の常連さんは離れて行ってしまうかもと。
おじさんも同じことをお話しされていたので現実を分かっている人がいたら大丈夫だと思った。

サービスにデザートを頂戴して帰ってきました。

あー朝のクラシックカーイベント~夜まで充実した一日だった。

過日のクラシックカーイベントから今回。。。こんな素敵なイベントに誘ってくださったご近所友に感謝。
いつもありがとう。




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by gota-de-fericidad | 2012-11-24 09:36

【映】ル・コルビュジエの家

ドキュメンタリーかと思った。

デザインした椅子で成功をおさめ有名になったレオナルド。

成功の証・・・建築家ル・コルビュジエが設計した南アメリカ大陸唯一の邸宅クルチェット邸に家族で暮らす。

平和に暮らしていたところへけったいな隣人・ビクトルが越してきて、我が家に向かって窓を作り始めた。

ハンマーで壁を壊す破壊音がレオナルドの心を、彼の家族を崩壊へと向かわせる。

ここに出てくる椅子は実在。

アルゼンチン新進デザイナー、バッティこと、ディエゴ・バティスタの作品で、日本でも販売されていたプラセンテーロ・チェア。
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身体を優しく包み込んでくれる椅子の名称「プラセンテーロ」はスペイン語で 「心地よい」という意味だが、これは「プラセンタ」(胎座)が語源だそう。

内容は中々シュールでちょっと怖い。

最後がえーそこで終わりにしちゃうのぉって思った(笑)

しかしこの映画、さすがです。

ル・コルビュジエの設計の家が舞台になっているだけあって、すべてにおいておしゃれ。

若手デザイナーの作品で一杯なんだとか

映画が終わって流れるエンドロールクレジットもとても素敵で、正直内容よりもこういった付属している部分のデザインの方が見ていて楽しいって思ったほど。

しかしコルビュジエって素敵だね。

安藤忠雄氏なんかも影響を受けているのかな?

表参道ヒルズの中の作り方や光の取り入れ方(表参道ヒルズはあくまでも仮想でしかないけど)が似ている。

私はルイス・バラカンが大好きなんだけど、色彩とかは違うけど似てる。

ルイスも光を家の中に取り入れることに関してはかなりデザインしています。
光の入り方を考えてその光でできる影を想定して家の中をデザインしているものね。

久しぶりに本棚からルイスの本を取り出して読んでみよう。

2012年年初に掲げた今年の目標に映画をたっぷり観るってのがあったけど全然できていなかった。

ここにきてやっと昔のペースを取り戻すかのように観ている。

10月から仕事の量が増えて、日常のプランを上手に組めるようになったかもしれない。

仕事・彫金・映画・そして友人たちとの語らい・・・・・上手に組み合わせて今年残り充実した日々を過ごそう。




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by gota-de-fericidad | 2012-10-06 19:16

【映】ソハの地下水道

今週は映画ばかり。。。
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1943年、ポーランド。下水修理と空き巣稼業で妻子を養っているソハは、収容所行きを逃れようと地下水道に繋がる穴を掘っているユダヤ人たちを発見した。ドイツ軍に売り渡せば報奨金を得られるが、狡猾なソハはユダヤ人たちを地下に匿ってやり、その見返りに金をせしめようと思いつく。

ところが子供を含むユダヤ人グループは面倒見きれないほど人数が多く、隠れ場所の移動や食料の調達さえ容易ではない。おまけに執拗なユダヤ人狩りを行う将校が目を光らせ、ソハの妻子や若い相棒は処刑の恐怖におののいていく。

自らも極度の精神的な重圧に押しつぶされそうになり手を引くことを決心するが、時すでに遅かった。同じ生身の人間であるユダヤ人たちに寄り添い、その悲惨な窮状を目の当たりにしてきたソハは、彼らを"守る"という自分自身も信じがたい茨の道を選ぶのだった......。

実話を基にして描かれた映画。

ふむふむ。。。たった一人で(この映画では)このようなことをしていた人が現実にいるんだねぇ。

どれほどの強靭な精神力をもってしてもかなり大変なこと。

素晴らしい。

第二次大戦下での社会主義国家ドイツ労働党・・・通称ナチスのしでかした歴史に汚点を附するようなその所業は、今でもこういう形で語り継がれ私たちの記憶から消し去られることはないのだ。

映画という形にはなるけれど毎年この手の映画は上映されているわけで。

おのずと観ることで歴史認識が自動的になされる。

映画を観終わった時、こう思った。

あードイツという国は、ずーっとこの歴史に対して贖いを強いられ続けているのだなと。

そして私はこれもいいと思った。

ナーバスな問題ではあるけれど、日本でも同じような問題(慰安婦問題とか諸々)で首相が変わる度に持ち上がる。
その度にお金による補償ばかり。。。こんなことの繰り返し。

そのような歴史が過去にあったかどうかを問う気はないけれど、日本もこういう形で戦時中なにが起きていたのか語り継いでいったらどうだろうか?

流行りのかっこいい俳優さんたちがかっこよく演じるんじゃなくて、歴史認識を確認させられるような・・・

こうすることで忘れてはいけない戦争を顧みることが出来るし、平和に対する祈願も自然に起こるし。

そんなことを真面目に考えた束の間の時間だったな。



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by gota-de-fericidad | 2012-09-28 17:22

【映】凍える牙

大好きな韓流スター、ソン・ガンホとイ・ナヨン。

イ・ナヨンはキム・ギドク監督の悲夢に出ていた方だそう。。。記憶に薄いなぁ。

原作はそうです、日本の小説ですね。乃南アサさんの。

大都市ソウルの一角で、不可解な人体発火現象が起こった。当初、焼身自殺と思われたその事件は人為的トリックが仕組まれた他殺と判明し、被害者の男は麻薬絡みの性犯罪に関わっていたことも明らかになる。事件を担当することになった冴えない中年刑事サンギルは、パートナーの新米女性刑事ウニョンを疎ましく感じながらも、昇進に繋がる手柄を挙げようと捜査を進めていく。やがて第二、第三の被害者が発生し、事件は得体の知れない連続殺人事件へと発展。しかも信じがたいことに実行犯は人間ではなく、犬と狼の交配種であるウルフドッグだった。いったい誰が、どのようにして、何のために、狼の血を引く“殺人犬”を操っているのか。捜査チームの中で唯一その衝撃的な殺人の瞬間を目撃したウニョンは、サンギルや同僚たちの差別的な扱いを堪え忍びながら、ソウルを震撼させる怪事件の真相ににじり寄っていくのだった……。

小説を読んでいたので少し物足りなかった。

どこが・・?

ん~人物の陰影あるキャラクターの描写不足っていうのかな。

結局2時間という限られた時間の中でストーリーを展開していかないといけないってなるとどうしてもその辺は限度ありますよね。

3巻ぐらいの映画であれば細かく描写できるでしょうが。。。

オールドボーイに匹敵とあるけど全然ですからぁ。

オールドボーイはかなりいいですから。

しかしソン・ガンホ、『渇き』でのダイエットがいまだ守られていますね。昔は若干DB俳優でしたがすっきりしていました。このくらいでいい。
ソン・ガンホで好きな作品は復讐者に憐みをとか殺人の追憶、そして何と言っても、シークレットサンシャインじゃないでしょうかねぇ。

シークレット・サンシャイン大好きですねぇ。また観たくなった。

まぁこの映画、私にとって内容よりも、キャスティング勝ちですかねぇ。



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by gota-de-fericidad | 2012-09-26 21:23

【映】夢売るふたり

どのくらいぶりに映画を観ただろうか?
前は月に4~6本くらい観ていたのにすっかり余裕が無くなってしまったな。

大好きな西川美和監督の作品。この方一貫して人間の嘘に焦点を当てて映画作りをしている。

今回は火事でお店を失った夫婦(阿部サダヲ&松たか子)が旦那のふとした浮気がきっかけで結婚詐欺を企てて、新たなお店の資金にしようとする。

そして奥さんが、巧みに女の弱みに付け込んで目をつけ、旦那が実行に移す。

仲のよかった夫婦、お互いの夢を叶えるために企んだ計画もいつしか夫婦の溝を生んでしまう。

相変わらず、心の揺らぎの世界を存分に楽しませてくれる作品ですな。

心の奥の襞々の中に潜んでいる、無意識の歪み・・・誰でもが持っている黒いもの。

それを炙りだしているのだ。

今までの作品に比べて、少しその表現が弱いような気がした。

今日叔母とこの映画の話をしていたら彼女も同じように思ったとのこと。

キャスティングのせいだろうか?

それとも娯楽性を含ませたのだろうか?

いずれにしても、相変わらず謎を残す作品作りなことに変わりはない。

ラストのシーンで、離れ離れになった二人ですが、貫也(阿部サダヲ)が遠く窓の外を見上げるシーンがある、また北の漁港で里子(松たか子)も、誰か(何か)を認識するシーンがあるのですが一体何のかは分からない

けれど私は貫也が見上げた先には里子がおり、それを受け取った里子が何かに気づいたように、誰かを認識したようにその人を見つめたのではないかと思う。

結婚詐欺をきっかけに夫婦の関係が壊れ、お互いの愛を確認できなくなってしまったけれど結局この二人は結びあっていたというか最後に結局はこの二人でしかないんだと思う。

この後二人の行方はどうなったのかはもちろんわからないけれど私は再会したのじゃないのかなと思うの。

そしてまたお店をしているんじゃないのかな。

心の中に潜む嘘を隠しながら。

ううん、それが二人の愛し合い方なんだもの。。。これもありです。


ここから今年残りはできるだけ映画を観ることにしよう


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by gota-de-fericidad | 2012-09-25 23:32

【映】ニューイヤーズ・イヴ

年を越してしまいましたが大晦日。年越しのカウントダウンまであと数時間。

8組の主人公がそれぞれの思いでその時間を過ごしていく。

1年前にプロポーズしたのに怖気づいて逃げ出してしまった男が再び。。。
一度きりしか逢った事ない女性の1年後にここで逢いましょうというメッセージを信じて向かう男。
冴えない人生を送っていた女性が、思い立って会社を辞め、自分への目標をたて実現していく。そしてそれを手伝う若き男。

ロバート・デニーロ、ヒラリー・スワンク、ハル・ベリー、ジョン・ボン・ジョビ、サラ・ジェシカ・パーカー・・・・そしてそして、アシュトン・カッチャー。

アシュトン・カッチャー好きなのよー。ちょっとロン毛で髭面はもう雰囲気がありました。
デミ・ムーアが惚れるのもわかるなぁ。確実に年上キラーだと思うな。

この映画いかにもいかにもな感じです。
監督がプリティウーマンの方というだけでもう大体わかりますよね。

でもハートウォーミングストーリーでよかった。
ありえないことが次々出てきて、出来過ぎってわかっちゃうんだけどそれもほほえましく感じる。
キラキラしていていいわぁ。
サラ・ジェシカ・パーカーはSATCそのままです。
どんな役をやってもキャリー・ブラッドショーになってしまうのは痛いのかどうかわからないけど、あのサラが好きなNagieにはありですありです。

思いの外可愛いなぁと思ったのは、冴えない中年女性役のミッシェル・ファイファーとザック・エフロン。ザック・エフロンは、ハイスクールなんとかっていう映画でしかイメージがないのですが、ちょっと雰囲気が違っていた気がします。こちらの方がいい。(見た目のことね)
ミッシェル・ファイファー可愛いなぁ。

今日はまたまた片付け。暮れにBOXを買いに行ったら18時までの営業で買えなかったので、今日朝イチえっさこらと出かけてきました。
片付けの傍ら。。。昨日から炊き始めた昆布の続き。途中山椒の実を投入します。
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昨日からトータル10時間くらい。かなり弱火で遠火。
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こんなに艶々になります。
ただ今回たまり醤油を切らしていたのでちょっと味にしまりがないっていうかキリッとした感じがない。
たまりを使うと薄味の中にもしっかりしたしまり感が出るんですねぇ。
初めてお醤油だけで作ったので初めてその差がわかりました。やっぱり必需調味料は切らしちゃいけないなと。作り始める前にチェックしないとね。

でもねぇ、これでも十分美味しいからご飯が進んじゃいます。えへへ。

さてとこれから料理写真の整理をしなければ。。。







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by gota-de-fericidad | 2012-01-02 18:29