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Artesano de Circulos Concentricos

過ぎる時を忘れてしまうような

なんともノスタルジックなお店。Cafe miel。
靖国神社の向かいに静かに佇む。入口に置かれた年代物の木馬や木の椅子が不思議な空間を演出しています。

中に入るとそこは現の世界から離脱したようなぼーっとするには最高のお店。

今日は親友画家夫人O女史が歯のクリーニングに。半蔵門~九段下までお散歩しながら。

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一人で来てのんびりしてもいいなぁと思ってしまう。お酒もあったりして。
食事メニューは充実しているほどではありませんが十分十分。
私たちはホットドッグにポテトサラダを。あーお酒が飲みたいと思ったけどO夫人に叱られてやめる。ぐすん。
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O夫人とはもう長い付き合い。15年以上かな。
Nagieが通っていた和食のお料理教室に彼女も通っていたのですが別クラス。
私たちのクラスはみんなお友達で仲良しグループだった。ある日お稽古に行ってみれば
真っ白に軟膏を塗られた両手を上げて『こんばんは、O~です。今日は急きょこのクラスにお邪魔させていただきますぅ』と。
その白い手に驚いたのですが理由を聞いて更にびっくり。熱々のフライパンを両手で持っちゃったんだって。火傷しちゃって軟膏を先生にびだびだ塗られていたってわけ。

で、何故か次のお稽古にも、その次のお稽古にもいるのよ。。。
『このクラス、面白いから移ってきちゃいました。お願いしますぅ』ってさ。

丸の内時代、偶然彼女の勤務する会社が近かったり、とあることがきっかけで彼女が物凄く辛い時期色々お話を聞いたり、ささやかな力でしたが支えてあげたりでいつしかかけがえのない友人になりました。

Nagieのこと丸わかりの友人。本当にいいですよねぇ。遠慮なく、誰のことも気にせずに本当のことが言える友人て。
勿論、人生の先輩でもあるから説教もされる。でもそれはとても優しさに包まれたもので有難い。

今日も色んな話をしましたが改めてこの人、大切だなぁって実感しました。

きっといつもこうして私を支えてくれているんだなぁって。

そのお教室、10年目を一つの区切りにして卒業しましたが、今にして思えば彼女と出会うために行っていたような気がします。
そのお稽古仲間で今だ縁が続いているのは彼女だけだ。

旦那様に、太り過ぎた体の脂肪に懸賞金がかけられようとも、泥酔してガードレールに寄りかかって寝ようとも、素敵なバーで寝てたかと思うと突然起きだしてとんちんかんな話をしようとも、全部全部、そんな彼女が大好きだぁ。





by gota-de-fericidad | 2010-10-22 23:25
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