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Artesano de Circulos Concentricos

kooza

最終公演。

来月まででしたか。。。。

よかったぁ行って。

シルクドソレイユ好き。

一作品前のは(コルテオ)だったかな、、、は、行けなかった。

だからかなり久しぶりに観た。

サーカスっちゃぁ、サーカス。

でも音楽、衣装、舞台演出全てが綺麗で芸術性が高い。

いつも完成度の高さっていうかディテールのこり方というかこだわりを観てはディズニーランドに似ていると思う。

一人一人がリーダーってやつ。
モチベーションが高い。

空中での演技が中心なので、オチやしないかと、又スリリングな瞬間に心臓がドキドキワクワク。

パフォーマー(ピエロ)が客席を縦横無尽に動いては観客をも舞台にあげてしまう演出は会場一体が一つの作品の中に組み込まれてしまうのでズーッとワクワクドキドキの楽しみが続く。

子供からお年寄りまで。

今日本は3月の震災の影響で色々が沈みがち。

政治や経済だけでなく人々の心の中からも夢を奪う。

そんな今、koozaを観て夢を感じてもいいのではないかな。

物欲的な贅沢は必要ないとつくづく思う。
前にも書いたけどストーリーを感じる、作りての見えるものにお金を使おうと。

でもね、形には残りにくい、心の栄養、心の贅沢は大切。

nagieにとってそれは音楽やバレエなどの舞台。

写真だったり絵だったり。

自分の心と向き合う為の時間。。。その為のちょっとのお酒。
素敵な、顔なじみのバーで店主がnagieの為に選んで下さった一杯を味わい尽くす。

先日、横浜美術館まで行って来ました。
今月一杯までの長谷川潔展へ。

版画が主体の作品展でしたが、最初の頃の作品にはあまり関心が湧かず、あれぇnagieが思っているのと違うなぁ、確かに、さすがに上手ですが、そこにはただ上手な作品があるだけ。

フランスに渡りそこで戦争の時期を迎えた。
他の芸術家が日本へ帰国する中フランスに留まる決意をしました。
そして第二次世界大戦後、収容所に入れられたそうですが、そこから出て来て。。。
とある日に散歩をしていたら一本の楡の木に出会う。
その木が突然彼にボンジュールと。。。彼もボンジュールと返す。
天の啓示を受けた瞬間。

その時の楡の木を描いた作品は凄かった。目が離せなかった。
そしてこれですこれです。nagieが観たかった彼の作品は。
これ以降の彼の作品は緻密で繊細でどれも大好きです。

美術館に入った時のがっかりと出る時の高揚感。
ギャップが激しかったなぁ。

この楡の木、観て欲しいなぁ。

by gota-de-fericidad | 2011-06-12 20:31
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