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Artesano de Circulos Concentricos

JIN'S PROJECT~東日本大震災救援プロジェクト~

知人のまた知人である、イケメン能楽師(修行中と思われますが)Jinさんが震災復興支援ボランティアを立ち上げ義援金を物資に換えて運んだり映画上映をしたりという活動を始めました。

昨晩はその第一弾報告会を兼ねてのホームパーティ。
会費は支援の為に使われます。

そして場所が、彼の友人である空間デザインなどを手がける方のご自宅。
メゾネット式の1LDK一軒家。
これがねぇ、素敵なのなんのって、流石にプロだと思ったしこういうセンスの持ち主がプロになるのねと実感。

こちらの御宅、いい感じで癒されると同時に何だか色気もあるんです。
このお誂え向きに整った空間に男女二人だったら確実に。。。。。
空間に負ける。

んー写真が載せられないのが残念でならない。
早くPCが復旧しないかしら。
あの家が欲しい。

私の家も何時か彼にLDK空間を作ってもらいたいな。是非是非。

そしてプロジェクターから映し出された写真の数々。。。。ちょっとやそっとの言葉では言い切れない。

でもNagieが思ったことは………

この日、被災地から参加していらした男性がおりまして彼が語った、支援の手が様々な弊害も生んでしまっているという現実的なお話や、家も失いながらも、ご自身の仕事の関係で被災地で奮闘し走り回っている中で感じる人々のことや自衛隊のこと。

なるほどなぁ、今こうして平和に暮らしている私たちが本当にしなければいけないことは何なのでしょうか?

勿論物資が足りない現実は否めないからやはりその方面の支援の手を休める訳にはいかない。
それと同時に大切なことは

被災した彼らにどうやって普通の日常を送らせてあげることができるかってことを考えなければならないと。

朝起きて朝食を済ませ着替えて仕事に行く。
帰って夕飯を食べてお風呂に入って寝る。

この一連の作業(?)をどうやったら与えてあげられるのだろうか?

とにかく地元の企業が復興に立ち上がりそしてそこには地元の人たちの就業がある。

この仕組みを大手民間企業が支援することはできないのだろうか?

一部上場企業なんかは復興支援でかなりの物資や額を義援しているはずだからそれを雇用という形に換えてはあげられないものだろうか?

企業や経済の仕組みもわからない私ですからこれが夢物語であることは薄々わかる。

でも大きくなくても、こんな形はいくらでもできそうだ。
仮設住宅を自分たちで作るとかね。
まずは日雇いでもいいじゃないか。
働いていくばくかのお金を得て、そのお金で何かを買う。。。。
こんな小さな経済の流れ。。。。

頭で考えるのは簡単ね。

Nagieの母親たちの世代から上の方々、戦中戦後、彼らは焼け野原と化した街をどうやって復興させたのか。
そこにはヒントがたくさん隠されているに違いない。

ただ一つ、私たちに欠落したもの…そして絶対的に取り戻せない、今一番必要な感覚、それはサバイバル感(勘)。
あの頃の人たちは物のない時代から生き抜いてきた強さがある。
そして元々ゼロベースだったのだから何もかもが創造しやすかった。

ものに恵まれ溢れた時代の私たち。これは難儀です。

by gota-de-fericidad | 2011-06-16 23:19
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