Artesano de Circulos Concentricos | |||||
ずーっとこの方の生を聴いてみたかった。テンション緩いほのぼのとした声は、若干ハナレグミに通じるものを感じる。 凝視しなければオダギリジョーのような風体でピアノを弾きながら歌う姿はかなりユニークな感じです。 全部で何曲だったかな?物足りない。アンコールもないしね。 歌が、声が聴きたくて行ったのですが・・・結果・・・ピアノがよかった。Jazzyなものがいい。 もっと聴きたい。今度はそれなりの箱で聴きたい。 そしてつくづく感じたのは、後半の長谷川きよしさんやCharには敵わないんですよねぇ。 キャリアもあるでしょうが存在感がぜんぜん違う。 ある程度世間に認知されているからいちいち自分のことを話す必要がないから少しのトークで後は歌う。 歌唱力も抜群。 私の前に座った女の子たちは長谷川きよしという存在すら知らない世代(私だってリアルタイムじゃない気がする、たぶん叔母1号2号の世代だろうな) でもね、しっかり聴いていましたよ。古いとか新しいとかじゃなくて惹きつける力があるんですよね。 更にはこの世代のミュージシャンて歌に社会性っていうか哲学があるのよねぇ。 知的なんですよ。何でだろう? 恐らくは社会情勢、学生運動や連合赤軍、成田闘争などなどある意味現代の動乱の時代に学生時代を過ごした人はのんべんだらりと無気力に生きることを許されなかったからじゃないだろうか? ノンポリが否定される時代。 とにかく舞台の(観客の)まわし方がうまいなぁと。 Char。。。Nagieは彼の歌には殆どと言っていいほど興味がない。 ギター。彼のギターが好き。やっぱりうまいなぁって。。。歌も結局うまい。こなれてる。 長谷川きよしさんのギターもよかったなぁ。 音の響きもそうだけど安定感があってリラックスして聴く事ができる、故にいい感じで気分が高揚する。 あー楽しかった。 暮れゆく空の色を眺め、流れる雲を目で追いながら聴く音楽はまさしくSlow musicだったな。 野辺の名もなき花も愛おしい。。。 そして池上本門寺と言えばこれでしょー。
by gota-de-fericidad
| 2011-08-28 22:29
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