Artesano de Circulos Concentricos | |||||
本格勤務となった今週。勿論患者さんがいるわけじゃないから暇です。 こんな状態は人生においてそうないので、気にせずのんびりさせていただいちゃいます。 読書に耽る。そしてお昼は近所を散策しては美味しそうなものを探す。 老舗の甘味処、ロシア料理、小さな小さなビストロ・・・・そして驚きなのがラーメン屋さんの多いこと多いこと。 Nagieは、今流行りのラーメン専門店(ちゃぶ屋とか武蔵とか)よりもおじちゃんがちゃかちゃかと中華鍋を振りながら作る中華麺やチャーハン、野菜炒め、そして餃子・・・こんなお店が好き。 これ系があまりないんですよー、鋭意散策。。。。。 近くに見つけた鄙びた古いインテリアの喫茶店。 コーヒーが美味しいしJAZZがいい感じで流れる。ウィスキーも置いてあって仕事の帰りに寄っちゃうかも。 やっと手にした村上春樹氏の1Q84。かなり久しぶりに彼の本を読む… あれっ?こんなに読みやすかったかしら? 各章のタイトルの付け方がとても寓話的で素敵だ。 そして文章も抽象的なんだけど体感することができる、ちょっと歪んだ感じの表現。堪らなく好き。 空気はどろりとした液状になっている。 不吉な予言を準備しながらほくそ笑んでいる… くぅぅぅ、来るわねぇ。 この本の中にもある一節ですが幻想的なのに、細部の描写がいやにリアルなんですーまさしく! 時代考証もきっちりしていて、特にファッションブランドは凄いリアル。村上氏はファッションも好きなのかな? この時代を捉えた詳しさは好きじゃないと表現しきれないんじゃないかとふと思うNagieでした。 ファッション好きのNagieはいちいち頷いては、そうそうこんな恰好をしている人っていたわよー、みたいな。 『見かけにだまされないように』というタイトルに対して… 文中に太字で『見かけにだまされないように。現実というものは常にひとつきりです。』 なるほど。 凄くいい。 Nagieの大好きな彫刻家・舟越桂に似ている。そしてやはり…分野は違えど作風も似ている。 今日、分院長であるE先生が忙しく急患でいらした患者さんの治療を頼まれ、そしてトーク。 髪型といいファッションといい凄く個性的で、体系的にもほっそりしなやか。 受付女史と大学が一緒なんだとか、体育大学でバレエをしていたのだそう。 バレエ好きのNagie、えー、私バレエ大好きなんですぅ、今気になっているのがコンテンポラリーなのですが平山素子さんがねぇと会話が続く。 でもね、なんだかおかしいの。受付女史もその彼もきょとんとしたかと思ったら、おもいっきり笑い出した。 バレエじゃなくてバレーだってさ。 しょっぱなから笑われた。。。。
by gota-de-fericidad
| 2009-10-06 20:34
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